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映画|52ヘルツのクジラたちのキャストとあらすじ

52ヘルツのクジラたちの映画感想 ネタバレ含む

映画化された52ヘルツのクジラたちのキャストが知りたい!ネタバレでもいいから小説とどう違うのかも知りたい

konnです!映画化した『52ヘルツのクジラたち』観てきました!こちらの作品は原作が小説で初版は2020年4月です。

発売されてからこの作品を手に取ったキッカケはTikTokで本のオススメされているけんご📚小説紹介さんからの影響です!彼のオススメ作品は面白いのでよく筆者は参考にしています

さて本日は映画化した『52ヘルツのクジラたち』のあらすじ、キャストの解説をしていきたいと思います。

少しネタバレを含む可能性がありますので、ネタバレは苦手!という方ははブラウザバックをお勧めします。

こんな方にオススメの記事
  • 映画化した話題の『52ヘルツのクジラたち』が気になる方
  • 52ヘルツのクジラたちの映画を見る前に内容をある程度知っていたい人

他にもちょこっと本の紹介をしています。これから読んできた私の超読みやすくて面白い本を続々と紹介しますのでよかったら下記から読んでみてください。

感情別で読みやすい読書一覧

トップページの読書にも上記と同じ本の紹介ページになっていますのでどちらからでもアクセス可能です。

52ヘルツのクジラたち 映画化 キャスト一覧

52ヘルツのクジラたちの小説を読んだことがある『町田そのこ』さんが好きな方はめちゃくちゃ興味のある映画化したキャスト!それでは紹介していきます!

『52ヘルツのクジラたち』三島貴瑚:杉咲花

52ヘルツのクジラたちに出てくる主人公三島貴瑚役は杉咲花(主演女優)さん。彼女の喜怒哀楽は見ているものを惹きつける魅力があります。泣く所、笑う所、怒る所どの表情も見ている人が感情移入していまうほど。映画館で泣いたのは杉咲花さんの演技力で魅せた、町田そのこさんが生み出した三島貴瑚そのものでした。目が離せないってこいう事なんだなと思います。それにしても表情が本当にかわいっくてこの映画で杉咲花さんが更に好きになりました。三島貴瑚は安吾からキナコと呼ばれている。

『52ヘルツのクジラたち』岡田安吾:志尊淳

俳優の志尊淳さんの役は恐らく最も難しいのでは?と作品を観ながら思っていましたが、さすがは俳優さん、演技力が素晴らしいです。なぜ難しい役と思ったのかというと、志尊淳さんの演じる岡田安吾さんは元女性でトランスジェンダーという設定だから。志尊淳さんは綺麗な顔しているけど男性らしさが出ているので繊細な役の岡田安吾は難しそうだと思っていました。しかし最初から最後まで岡田安吾さんの繊細さと優しさが出ている演技に感動しました。岡田安吾は周りからアンさんと呼ばれいている

『52ヘルツのクジラたち』牧岡美晴:小野花梨

小野花梨さんは岡田安吾さんの職場の後輩であり主人公のキナコ(三島貴瑚)の友人です。彼女は明るい性格で三島貴瑚が高校を卒業を機に連絡が途絶えていたため心配していた。三島貴瑚が家族の介護で精神的にも肉体的にも限界を感じていたところで牧岡美晴と岡田安吾が仕事で一緒の時に助ける牧岡美晴は主人公のどん底人生に唯一いる明るくあっけからんとした人物であり、観ている側からは牧岡美晴のような友人がいてよかったと心救われます。

『52ヘルツのクジラたち』新名主税:宮沢氷魚

52ヘルツのクジラたちの中で個人的に最も苦手な自己中男の役を宮沢氷魚さんが演じました。新名主税しいなちからは社長の息子でありキナコの働く職場の専務です。のちのちキナコを愛人にする男なんですが、キナコが主税に友人たちを紹介した時にアンさんに対する接し方がマジで気に入りませんでした。それから、キナコの家に初めて行った時も強引じゃないように見せかけて強引だったのも、世の中の遊んでるのにちゃっかりと結婚する男って感じでイライラしながら見てました。しかし演技でその世の嫌な男性を演じ切れる宮沢氷魚さんはさすが俳優さんです。

『52ヘルツのクジラたち』品城愛:桑名桃李

キナコが東京での生活を何もかも捨てて死んだ祖母の住んでいた大分に引っ越してきた頃、実の母親から虐待を受けていた少年に出会う。少年の髪は長く服は汚れ体は痩せ細り、喋ることができなかった。名前はあるけど、親からは名前を呼ばれず『ムシ』と呼ばれていた。

キナコとの生活で笑顔が増え人間らしく変わるいとしにも注目な作品です。なぜ少年の髪は長いのか?というのも映画を通して理由がわかるので必見ですね。

『52ヘルツのクジラたち』品城琴美:西野七瀬

品城琴美は飲食店で働くシングルマザー過去アイドルをしていたが妊娠発覚後、子供を連れて大分に住む。しかし、昔の旦那に恨みが強く子供の愛の虐待が辞められない。映画の中ではあまり琴美の背景は描かれていないが、小説では愛の親戚を探しにいく際に出会う人物から琴美の背景を知ることができます。子供は悪くないのに、抵抗できない小さな子供に酷い虐待をする琴美には怒りしかありません。

『52ヘルツのクジラたち』三島由紀:真飛聖

キナコの母親であり、アンさんがキナコを助けるために毒親である三島由紀と決別させてくれました。三島由紀はキナコを幼い時から躾といい虐待をしていました。時は流れ、三島由紀の旦那、キナコからは義理の父が病に倒れ介護が必要なため、高校を卒業と同時に1人で旦那の世話をさせる。

家族という鎖に縛られ動けないキナコにそれが何かをアンさんが教え、家族から離れる選択をさせてくれます。

52ヘルツのクジラたちのあらすじ

ネタバレを含むため記事を読む前に注意してくださいね!

52ヘルツのクジラたちは『虐待・トランスジェンダー・毒親・介護・DV・不倫』と社会問題となっている大変ナイーブで重たい内容を取り扱っている作品です。しかしその内容は決して目を背けてはいけない現代の課題でもあると言えます。

多様化と言われている今の時代だけれど、本当の意味で1人の人間が『自由』で『自分らしく生きられる』そんな日が来るといいなと思わせる作品でもあります。

きっと誰もの心に刺さり何かしらの影響を受ける映画だと筆者は思います。

筆者的には小説も映画も是非両方みてほしく、小説では原作者の思い描くものがそのまま反映されているオリジナルであること、映画は限られた時間の中で原作の内容を詰めて描いている部分もあるため女優、俳優さんが限られた時間を更に魅せている所があって見どころがあるからです。

しかし小説からの映画化はほとんどが大きく原作と変わることがあるが今回の映画は本筋はそこまで大きく逸れることはなかったのでは?と思いました。

52ヘルツのクジラとは

他の鯨が聞き取れない高い周波数で鳴く、

世界で一頭だけのクジラ。

たくさんの仲間がいるはずなのに何も届かない、何も届けられない。

そのため、世界で一番孤独だと言われている。

引用:小説 52ヘルツのクジラたちより

52ヘルツのクジラたち・・・あらすじ

キナコは毒親から離れ祖母の住んでいた大分県にある家に越してきた。過去母親が連れてきた義理の父親が病に倒れてからは1人で義理父の介護をしていた。そんな時にアンさんと友人の美晴に出会う。そこから、家族のために生き、毒親である母の言いなりでいたキナコの人生が回り始める。

アンさんはキナコに家族の為に自分の人生を生きていない事は時に『呪い』になるんだと教える。そこからアンさんや美晴の手助けで外で働き家族と離れて暮らし自立をしていく。3人は多くを語り笑い合える友人になっていた。

時は流れ、美晴に恋人ができ3人の関係に変化が訪れる。

映画を観ながら、もしもあの時アンさんがキナコに自分自身で抱えている胸の内を打ち明けられていたら、もしもキナコがもっと早くアンさんの元に駆けつけていたらどうなっていたんだろう?

と、映画の中の話であり小説の中の物語であるのに、登場人物たちに感情移入してしまい沢山の事を映画を観ながら考えていました。

きっと誰しもがある後悔も、取り戻せない時間も消化できない感情も全てがこの作品には込められていて、見る人によっては重く辛いテーマになるのかもしれません。

しかし映画や小説を観て考えさせられ、誰かの心にささり、きっとこれまでの価値観を大きく変えられるのでは?と思います。

多くの人の元にこの作品が届きますように。

誰かの『助けて』が映画や小説の52ヘルツの声で鳴くクジラのようで、誰にも聞こえないし届かないを表現しています。キナコは『ムシ』と呼ばれ虐待されている愛の声が聞こえたから助けられたのかもしれません。

小説苦手な人でも絶対ハマる!ガチで面白い小説一覧

最後に…

以上『映画|52ヘルツのクジラたちのキャストとあらすじ』でした

いかがだったでしょうか?一部ネタバレを含む内容でしたがこの作品の事を知るキッカケになれたら嬉しいです。

それでは別の記事でもお会いできたら嬉しいです。

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